「Philips Hueの新製品がたくさん発表されたみたいだけど、日本でも買えるの?」と気になっていませんか。
2026年9月3日、ドイツ・ベルリンで開かれた家電見本市「IFA2026」で、Philips Hue(フィリップス ヒュー)がテレビと連動するライト、AIで自動化を作る新機能、ライバルだったNanoleaf(ナノリーフ)との連携など、過去最大級の新製品・新機能を発表しました。
そして9月16日には、このうちテレビ連動(エンタメ)系の製品が日本でも発売されました。一方で、AI機能やNanoleaf連携、屋外ライトなどは、まだ日本での提供時期が発表されていません。
この記事では、IFA2026の発表内容を「日本ですでに買えるもの」と「まだ海外だけのもの」に分けてわかりやすく整理します。購入を迷っている方は判断材料にしてください。
▶ 知りたいところへジャンプ
✔ 日本で今すぐ買える製品を知りたい → 日本で発売済みの新製品へ
✔ AIで自動化を作る新機能が気になる → カスタムAI動作へ
✔ Nanoleafのパネルを持っている → Nanoleaf連携へ
✔ 買うべきか迷っている → 今買うべき?の判断へ
IFA2026でPhilips Hueが発表した内容まとめ
発表内容は大きく分けて、①テレビと連動するエンタメ製品、②ライト本体の新製品(屋内・屋外)、③ソフトウェアの新機能と他社との連携の3つです。日本での状況とあわせて一覧にまとめました。
| 製品・機能 | 概要 | 海外価格 | 日本の状況 |
|---|---|---|---|
| Play シンクカメラ (Play Screen Sync) | カメラでテレビ画面を読み取りライトを連動 | 119.99ドル | 9/16発売・19,980円 |
| Play HDMI シンクボックス 4K | HDMI入力1つの4K対応シンクボックス | 149.99ドル | 9/16発売・19,980円 |
| Play TV テープライト | テレビ背面用。カット可能に・85インチ対応 | 99.99ユーロ〜 | Proは9/16発売、通常版は10月初旬 |
| Liane 360°ロープライト | 360度に光るロープ状ライト | 399.99ドル | 未発表 |
| Signe 新モデル | ペンダント・ペンデュラム・ポール型 | 319.99ドル〜 | 未発表 |
| Festavia 屋外ライト | カーテン・ネット・つらら型 | 249.99ドル〜 | 未発表 |
| 屋外ウォールライト・スポット | 手頃な価格帯の屋外照明 | 79.99ドル〜 | 未発表 |
| ウォールライトモジュール | Nanoleaf ShapesをHueで使えるようにする | 39.99ドル | 未発表 |
| カスタムAI動作 | 言葉で自動化を作成(Bridge Pro専用) | 無料アップデート | 未発表(海外は10月上旬) |
| バックアップ&復元 | 設定をまるごとクラウドに保存 | 無料 | 時期未定 |
| Sonos連携 | Hueのスイッチでスピーカーを操作 | 無料 | 未発表(海外は11月) |
※海外価格は米国価格(一部ユーロ)。日本価格は税込。2026年9月26日時点の情報です。
日本で発売済みの新製品(2026年9月16日〜)
シグニファイジャパン(Philips Hueの日本法人)は、9月16日からAmazon・楽天市場などで順次販売を始めました。今回の7製品は、すべてHueブリッジ(専用のハブ)なしでも使えるのが大きな特徴です。
Hue Play シンクカメラ(19,980円)
テレビの前に置いた超広角カメラが画面の色を読み取り、部屋のライトをリアルタイムで連動させる製品です。映像をHDMIで通さないため、テレビ内蔵アプリ(NetflixやYouTubeなど)や地上波放送でも連動できるのが最大のメリットです。最大10個のライトに対応し、80インチまでのテレビで使えます。
これまでのHDMIシンクボックスは、Fire TV Stickやゲーム機など「外部機器の映像」しか連動できませんでした。テレビのアプリで動画を見ることが多い家庭なら、シンクカメラが第一候補になります。
Hue Play HDMI シンクボックス 4K(19,980円)
HDMI入力が1つだけの、4K/60Hz対応の小型シンクボックスです。HDMI入力が4つある従来の8Kモデルより手頃で、音声コントロールにも対応しています。最大10個のライトを連動できます。
注意点:入力が1つなので、複数の機器を切り替えて使いたい方は8Kモデルのほうが向いています。また4K/60Hzまでの対応なので、120Hzでゲームを楽しみたい方も8Kモデルを選びましょう。
▼複数機器・120Hzゲームなら:Philips Hue Play HDMI シンクボックス 8K
特徴:HDMI入力が4つあり、機器を切り替えて使える上位モデルです。Hueブリッジが別途必要で、価格は4Kモデルの2倍以上です。
こんな人に:ゲーム機やレコーダーなど、複数の機器をテレビにつないでいる人
Hue Play TV テープライト(Pro/通常版)
テレビの背面に貼って、画面の色をグラデーションで壁に映し出すテープライトです。新たにカットできるようになり(Proは約125mm、通常版は約170mmごと)、85インチ用が追加されました。Bluetoothを搭載しているので、ブリッジなしでもスマホから操作できます。
価格は、Pro 85インチが19,980円、Pro 65インチが17,980円(9月16日発売)、通常版85インチが17,980円、通常版65インチが15,980円(10月初旬発売予定)です。
Hue Play ライトチューブ ロング(44,980円)
全長約1,377mmの長いチューブ型ライトです。従来のコンパクト版(約877mm)より長く、60インチ以上の大型テレビにおすすめです。
注目の新機能「カスタムAI動作」とは
カスタムAI動作(Custom AI Behaviors)は、やりたいことを普段の言葉で説明するだけで、AIが自動化(オートメーション)を作ってくれる新機能です。
たとえば「夜8時以降にスイッチのオンを押したら、ダイニングのシーンを押すたびに順番に切り替える」「平日と週末でセンサーの動きを変える」といった、これまでアプリの画面だけでは組めなかった細かい条件も作れるようになります。
必要なもの:Hue Bridge Pro(ブリッジプロ)が必要で、従来のHueブリッジでは使えません。海外では2026年10月上旬にBridge Proのソフト更新として提供される予定です。
日本では:Bridge Pro自体は日本でも販売されていますが、カスタムAI動作の日本語対応や提供時期はまだ発表されていません。HueのAIアシスタントは英語から順に対応言語を増やしている段階(2026年2月にオランダ語・スペイン語・ドイツ語が追加)なので、日本語対応は少し先になる可能性が高いです。
▼カスタムAI動作に必要:Philips Hue ブリッジ プロ(Bridge Pro)
特徴:カスタムAI動作やバックアップの復元に対応する上位ブリッジです。ただしAI動作の日本語対応はまだ発表されていません。
こんな人に:ライトの台数が多く、今後のAI機能も使いたい人
あわせて発表されたバックアップ&復元は、ライト・部屋・シーン・自動化の設定をまるごとHueのクラウドに保存できる機能です。保存は通常のブリッジでもできますが、復元は当初Bridge Proのみの対応です。ブリッジの故障や買い替えのときに一から設定し直す手間が大きく減るため、ライトの多い家庭ほどありがたい機能です(提供時期は未定)。
Nanoleaf連携:手持ちのパネルがHueアプリで使える
意外だったのが、ライバル同士だったNanoleafとの協業です。「Hue ウォールライトモジュール」(海外価格39.99ドル)をNanoleafのパネルに取り付けると、Hueのシーン・自動化・テレビ連動(エンタメ機能)に組み込めるようになります。
対応するのはNanoleaf Shapesシリーズ(ヘキサゴン・トライアングル・ミニトライアングル)です。海外では、対応パネルとモジュールがセットになったスターターキットも用意されています。
これまでもNanoleafはMatter(メーカーをまたいで機器をつなぐ共通規格)経由でGoogle HomeやApple Homeにまとめることはできましたが、Hueのシーンやテレビ連動に入れることはできませんでした。手持ちのパネルを活かせるのはうれしいポイントですが、日本での発売はまだ発表されていません。Matter対応ライトの選び方はMatter対応スマート照明の比較記事で解説しています。
その他の新製品(現時点では海外のみ)
Liane 360°ロープライト:360度どこから見ても均一に光る「OmniGlow(オムニグロー)」技術を使った、壁や家具に沿わせられるロープ状のライトです(3m・5m)。
Signe(シグネ)の新モデル:人気のグラデーションライト「Signe」に、吊り下げ型のペンダント・ペンデュラムと、ポール型が加わりました。
屋外ライト:季節を問わず使えるFestaviaのカーテン・ネット・つらら型、カットできる屋外用テープライト、手頃な価格の屋外ウォールライト・スポットが登場しました。
Sonos連携:Tap Dial Switchなど一部のHueスイッチで、Sonosスピーカーのお気に入り再生・再生/一時停止・曲送り・音量調整ができるようになります(海外は2026年11月予定)。
今買うべき?待つべき?判断のポイント
✔ テレビ連動を始めたい方 → 今が買い時です
テレビ内蔵アプリで見ることが多いならシンクカメラ、Fire TV Stickやゲーム機を1台つなぐだけならシンクボックス4Kがおすすめです。どちらもブリッジ不要なので、Hueが初めての方でも始めやすくなりました。10月のAmazonプライム感謝祭(先行セール10月13日〜、本番10月16日〜19日)でセール対象になる可能性もあるので、急がない方はそこまで待つのも一つの手です。
✔ AI自動化が目当てでBridge Proを買う方 → 日本語対応の発表を待つのが無難です
ただしBridge Proは、より多くのライトをつなげて動作も速くなるため、ライトの台数が多い家庭なら先に導入しても損はありません。ハブ選び全体の考え方はスマートホームハブの比較記事も参考にしてください。
✔ Nanoleaf連携・屋外ライトが欲しい方 → 日本の公式発表を待ちましょう
海外モデルを個人輸入すると、日本の電波法の認証(技適)がない場合があるため、国内正規品の発売を待つのがおすすめです。
📖 関連記事:Fire TV Stickが動かない・フリーズする時の対処法 / Threadボーダールーターが複数ある家の対処法5選 / Appleのスマートホームディスプレイが10月登場か|わかっている情報まとめ
よくある質問
IFA2026で発表されたPhilips Hueの新製品は日本でも買えますか?
テレビ連動系の「Hue Play シンクカメラ」「Hue Play HDMI シンクボックス 4K」「Hue Play TV テープライト Pro」「Hue Play ライトチューブ ロング」は2026年9月16日から日本で発売されています。通常版のTVテープライトは10月初旬発売予定です。Nanoleaf連携モジュールや屋外ライトなどは日本での発売が未発表です。
Hue Play シンクカメラとHDMIシンクボックス4Kはどちらを選べばいいですか?
テレビ内蔵アプリ(NetflixやYouTubeなど)や地上波放送で連動させたいならシンクカメラ、Fire TV Stickやゲーム機など外部機器を1台つないで使うならHDMIシンクボックス4Kがおすすめです。どちらも19,980円(税込)で、ブリッジなしで使えます。
カスタムAI動作は通常のHueブリッジでも使えますか?
使えません。カスタムAI動作はHue Bridge Pro専用の機能で、海外では2026年10月上旬にソフト更新で提供される予定です。日本語対応や日本での提供時期はまだ発表されていません。
NanoleafのパネルをHueアプリで使うには何が必要ですか?
「Hue ウォールライトモジュール」(海外価格39.99ドル)が必要です。対応するのはNanoleaf Shapesシリーズ(ヘキサゴン・トライアングル・ミニトライアングル)で、Hueのシーン・自動化・テレビ連動に組み込めます。日本での発売は未発表です。
まとめ
Philips HueのIFA2026の発表は、テレビ連動・AI自動化・他社連携と、スマート照明の使い方を大きく広げる内容でした。
日本では、シンクカメラ・シンクボックス4K・テレビ用テープライトなどのエンタメ製品がすでに発売されています。いずれもブリッジなしで使えるため、「テレビの後ろを光らせてみたい」という方にはちょうどよいタイミングです。
一方、カスタムAI動作・Nanoleaf連携・屋外ライト・Sonos連携は日本での提供時期が未発表です。新しい情報が入り次第、この記事でもお知らせします。


コメント