【何が変わった?】Home Assistant 2026.9ベータの新機能まとめ|ゴールデンアワー自動化とMatterマップ表示

Home Assistant

お使いのHome Assistantに「アップデートがあります」と表示されて、今回は何が変わるのか気になっていませんか?2026年8月26日、Home Assistant 2026.9のベータ版が公開されました。まだテスト段階のバージョンですが、日照時間に合わせた自動化やMatter機器のつながり方の見える化など、スマートホームをもっと使いやすくする機能が詰め込まれています。

この記事では、2026.9ベータの中から家庭での活用に役立つ新機能を厳選し、初めての方にもわかりやすく解説します。太陽の動きに合わせた自動化の拡張、Matterデバイスのネットワークマップ、グラフの音声読み上げ対応、セキュリティダッシュボードの改善、そしてSwitchBot連携の対応拡大まで、順番に見ていきましょう。

ベータ版とは?正式リリースはいつ?

Home Assistantは毎月新しいバージョンをリリースしており、正式版の数日前に「ベータ版」として先行公開されます。2026.9の正式リリースは2026年9月2日を予定しており、YouTubeでのリリースパーティー配信も同日に行われます。

ベータ版は開発中の機能を含むため、一部の項目は正式版までに変更・削除される可能性があります。安定運用を優先したい方は、9月2日以降に配信される正式版を待ってからアップデートするのがおすすめです。新機能をいち早く試したい方は、設定画面からベータチャンネルに参加することで先行導入できます。

①太陽の動きに合わせた自動化がさらに充実

2026.7から続く「太陽まわりの自動化」を整理するプロジェクトが、今回のアップデートで一区切りを迎えます。今回追加されたのは、ゴールデンアワー(日の出・日の入り前後のオレンジ色の光の時間帯)とブルーアワー(その前後の青みがかった時間帯)、そして高緯度地域向けの白夜・極夜を判定する条件とトリガーです。

例えば「ゴールデンアワーに入ったら照明を暖色系に切り替える」「ブルーアワーが終わる前にカーテンを閉める」といった、時間帯ではなく太陽の状態を基準にした自動化が組めるようになります。日没時刻が毎日少しずつ変わる日本でも、季節によるズレを気にせず設定できるのが便利なポイントです。

②Matterデバイスのつながり方が地図で見える化

Zigbee・Z-Wave・Bluetoothについては、これまでもHome Assistant上でデバイス同士のつながりを地図(ネットワークマップ)で確認できました。今回のアップデートで、同じ機能がついにMatterにも追加されます。

Matterパネルの「Show map」ボタンから、どの機器がThreadで通信し、どの機器がWi-Fiで通信しているか、どれがルーター役(ボーダールーター)でどれが末端の電池式デバイスかを一目で確認できます。「特定のMatter機器だけ反応が遅い」「つながりが不安定」といったときの原因切り分けに役立つ機能です。なお、お使いのMatterサーバーが対応していない場合は、その旨がページ上に表示される仕組みになっています。

③グラフの音声読み上げ・キーボード操作に対応

これまでHome Assistantのグラフ(折れ線・棒グラフ)は画像として描画されるだけで、キーボード操作やスクリーンリーダーでは中身を確認できませんでした。2026.9では、グラフにTabキーでフォーカスすると、矢印キーでデータ点を1つずつたどれるようになり、時刻と数値が読み上げられます。さらにデータの上下に合わせて音が鳴る仕組みも追加され、数値の推移を「メロディ」として耳で感じ取れるようになりました。電気料金グラフや温度センサーの推移を確認する際にも便利な改善です。

④セキュリティダッシュボードにアラートとお気に入り機能

標準搭載の「セキュリティダッシュボード」に、ドアの閉め忘れや煙感知器の作動など、対応が必要なときだけ表示される「アクティブアラート」機能が追加されます。監視対象のセンサーと、それぞれの重要度(警告・注意)を自分で設定できるので、窓の開けっぱなしと火災警報を同じ扱いにせず、深刻度に応じて色分け表示できます。あわせて、よく確認する鍵やセンサーをダッシュボード上部にピン留めできる「お気に入り」機能も追加されました。

⑤SwitchBot連携がアウトドアライト・カーテン4に対応

Home AssistantのSwitchBot Cloud連携も地味に強化されています。今回のアップデートで、屋外用の連結型ライト「Permanent Outdoor Lights」と、カーテンモーターの新モデル「Curtain4」がHome Assistant上から操作できるようになりました。すでにSwitchBotアプリと併用している方は、これらの機器もHome Assistantの自動化やダッシュボードに組み込めるようになります。

そのほかの細かい改善点

このほかにも、Home Assistant Cloudの無料トライアルが支払い情報の入力なしで1か月間試せるようサインアップ画面が刷新されたほか、シリアル接続機器(USBドングルなど)の状態を一覧できる「シリアルパネル」の追加、NASなどのネットワークストレージの空き容量を使用率バーで確認できる機能など、日々の運用を助ける改善が多数含まれています。

アップデート時の注意点

ベータ版は開発中のため、まれに不具合が発生することがあります。特に本番環境として日常的に使っている方は、正式版(9月2日予定)のリリースを待ってからアップデートするのが安心です。どうしても先行して試したい場合は、事前にバックアップを取ってから作業しましょう。Home Assistant Cloudを契約していれば、オフサイトの暗号化バックアップから簡単に復元できます。

まとめ

Home Assistant 2026.9ベータでは、ゴールデンアワー・ブルーアワーに対応した太陽連携の自動化、Matterデバイスのネットワークマップ、グラフのアクセシビリティ強化、セキュリティダッシュボードの改善、SwitchBot連携の対応拡大など、日々の使い勝手を底上げする機能が多数追加されます。正式リリースは2026年9月2日を予定しているため、通常運用の方はそれまで待ち、新機能を試したい方はベータチャンネルから先行して確認してみてください。

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よくある質問

ベータ版とは?正式リリースはいつ?

Home Assistantは毎月新しいバージョンをリリースしており、正式版の数日前に「ベータ版」として先行公開されます。2026.9の正式リリースは2026年9月2日を予定しており、YouTubeでのリリースパーティー配信も同日に行われます。

①太陽の動きに合わせた自動化がさらに充実

2026.7から続く「太陽まわりの自動化」を整理するプロジェクトが、今回のアップデートで一区切りを迎えます。今回追加されたのは、ゴールデンアワー(日の出・日の入り前後のオレンジ色の光の時間帯)とブルーアワー(その前後の青みがかった時間帯)、そして高緯度地域向けの白夜・極夜を判定する条件とトリガーです。

②Matterデバイスのつながり方が地図で見える化

Zigbee・Z-Wave・Bluetoothについては、これまでもHome Assistant上でデバイス同士のつながりを地図(ネットワークマップ)で確認できました。今回のアップデートで、同じ機能がついにMatterにも追加されます。

③グラフの音声読み上げ・キーボード操作に対応

これまでHome Assistantのグラフ(折れ線・棒グラフ)は画像として描画されるだけで、キーボード操作やスクリーンリーダーでは中身を確認できませんでした。2026.9では、グラフにTabキーでフォーカスすると、矢印キーでデータ点を1つずつたどれるようになり、時刻と数値が読み上げられます。さらにデータの上下に合わせて音が鳴る仕組みも追加され、数値の推移を「メロディ」として耳で感じ取れるようになりました。電気料金グラフや温度センサーの推移を確認する際にも便利な改善です。

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